少年ジャンプ10号ネタバレ感想一気書き
治らねえ。風邪が治りません。日曜日の朝、声がほぼ出なくなり(ささやき声レベルならいける)、無理くりお茶がぶ飲みして徐々に回復しつつ、ぐおーと寝て体力温存しつつ。
月曜日に仕事して再び悪化。
そして本日火曜日、またしても声が出なくなりました。数年前にもこういうことを繰り返した挙句、ポリープできまくって暫くささやき声とジェスチャーで過ごした苦い記憶があります…。あれ以来、私にはパパから貰ったクラリネットのように、あちこち出ない音があります…涙。失われた音階。
暗い話はやめましょう。月曜日は帰りが遅かったもので、夜に駆け込んだコンビニでジャンプ探すの一瞬苦労しました。棚の奥底に置かれたままで表には出ていなかったもので。
おまけに、新連載だと見慣れぬ絵だからどうしてもね。表紙ですぐに分からない。
それでも先週同様、今号も新鮮な、且つありがたい気持ちで拝読することができました。今週も新しい漫画を全然買えていないもので。
あ!でもこの1週間はジャンプ以外にも読んだものあったわ。ちょっと感じ入るものがあった作品。
『フルーツ宅配便』って漫画なんですけど。これは良作です。全くジャンプ読者向きではありませんが…デリヘル店長が主人公のお話です(※デリヘルって何?という少年は、そのままの君でいて下さい)。
興味ない方は、飛ばして「続きを読む」からジャンプ感想へどうぞ。
で。ちょっとこの漫画を紹介させて頂きますと。
そもそもデリヘルの話なのに、何でそんなほのぼのタイトルなんだよって感じかもですが、女性達の源氏名がフルーツなんですよ。りんごとかみかんとかあんずとか。これ、フルーツのネタが尽きたら漫画終わるんだろうか?って心配が微妙にあるのですが、今のところタイトルは毎回違うフルーツ名で、それだけ分、新しい女性達が出続けています。今回は「グァバ」だった。
主人公のデリヘル店長は、東京で会社をリストラされて故郷の田舎町に帰ってきたのですけど、何していいか分からずに迷っていた際、偶々デリヘル経営者の半ヤーさんみたいな社長(実際はヤクザより怖いし顔が利く)に拾ってもらい、送迎係の若者(少々知的能力に問題あるが、腕力がハンパない純粋無垢な子)と共に、何やかやとこの商売をやっていきます。
これだけ読むと何てことない漫画でしょ(笑)。何が面白いんやって感じだと思うのですけど、うん、特に面白い事件だの派手なエピソードがあるわけじゃないです。ただ淡々と日常の一コマとして、デリヘル嬢やその周辺の人たちの生活が描かれているだけ。
でもそれが、何とも心動かされるのです。
今回の話は、主人公がコンビニで偶然、中学時代の同級生と再会するのですが、その同級生が、今は医者になっていて、発展途上国で貧しい人々の為に、お金にならない医療活動に従事していると聞かされます。
で、主人公は「お前は今仕事何やってるんだ」と訊かれて、とっさに「サラリーマン」って言っちゃうのです。とてもそんな「立派」なことしている元同級生に「デリヘルの店長やってる」とは言えなくて。
でも、母子家庭で子ども育てる為に昼はデリヘル、夜はスナックで頑張っているグァバさんが、「私もそんな立派な人に会ったことないから、会ってみたい、うちの店に連れてきて。絶対連れてこい。連れてこなかったらあんたの家燃やしてやるから!」みたいに脅してくるもんだから(笑)、主人公はその元同級生をスナックへ誘い、そこで「実はおれ、今はデリヘルの店長やってるんだ…何かお前に言えなかったんだけど…」って言うんです。
そしたら、その同級生は「へえ」で終わり。「どう思った?」と再度訊く主人公にも、「え?うーん、そうなんだあって感じかな…ハハ」で終わり。←その「間」がまたいい!
その後、何やかやあって、スナックにちょっと荒っぽい客が来るんだけど、グァバさんが、本当はそんなにお酒飲めないのに、若い娘庇って自分が無理やり楽しく飲んで、その客たちの機嫌をとりなします。そして、「こんなの何てことない。だってこれがあたしの仕事だもん」と笑う。
で、それを見ていた医者の元同級生が後から、「ママさんの仕事ぶりを見て凄くかっこいいと思いました。俺もがんばんなきゃって思いました」ってしみじみ伝える。主人公もまたそれに同意して、グァバさんはそれを聞いて思わず嗚咽を漏らす。
実は皆が羨む元同級生にも彼なりの悩みや葛藤があり、「親も周りも金にもならないことしてる俺のことを情けない奴だ、ダメな奴って思ってる。立派なんて言ってくれるのはお前だけだよ」と主人公に語る。それで、みんな、それぞれ何か抱えてんだなぁって。主人公はまた海外へと旅立っていく友人の後ろ姿をグァバさんと一緒に見送りながら、しみじみと呟きます。
ね!?いい漫画でしょう!?←
…私の筆力のせいで伝わらないかと思いますが(笑)、とにかくそんな感じでじわ~じわ~とくるのがいいんですよね。体力落ちている時に読んだせいか、なおさら感動してしまいました。
さぁでは、次はじんわりでなく!元気をくれるはつらつ少年漫画!天下の少年ジャンプの感想文に入りたいと思います。前置き長くてすみません!
どんな戯言もオールOKな御方様は、「続きを読む」からお願いします。
ぼくたちは勉強ができない
新連載!
ヒロインちゃん達を真似たわけではなく、振り返ると私も主人公君の名前は勿論、ヒロインちゃん達の名前も全く覚えていないことに気づかされましたが、お話自体はとても楽しく読むことができました。絵が可愛いのがいいよね、何と言っても。絵が綺麗だと読む気になるよなぁ。文字もごちゃごちゃしていないし。
主人公君がヒロインちゃん2人の為に1日でノート作る…ってのは、さすがに時間的に無理があるだろと思いましたが、もともと友だちの為にテスト対策ノートをまとめる面倒見の良さがあるとは最初の段階で語られていたので、「とにかくコイツはいい奴なんだ」という印象がついたのは良かった。正直言うと、男1、女2のラブコメには辟易している部分があるので、よっぽどこの3人に好印象を持てないと思い入れを持って読んでいく自信はないのですが、第一印象はまずまずといったところです。
私の予想としては、文系少女ちゃんは獣医さんになりたいから理系に行きたくて、理系少女ちゃんは文芸方面(詩)か社会学(マスコミ関係)に興味があるって予想しときます。…にしても、得意な科目はイコール好き科目じゃないのかねぇ。そこんとこ謎だけど…。
あと「我が校の誇る天才」を有名大に合格させたいと願うあまり、同じ優秀な学生(それこそ有名大に行かせられそうな期待株)に奨学金ちらつかせながら家庭教師をやらせるだなんて、どんだけ酷い学校なんでしょうか(笑)。しかも2人の少女は苦手を克服したい、勉強する気があるというのに。お前等(教師)みんなクビだぁ!
ハイキュー!!
姫川君を2話分使う意味ある!?私はないと思う。「これが全国」って1コマはめっちゃカッコ良かったけど、個人的にこの漫画がワンピの前に来るほどの面白さがあるとは思っていません。←ただの嫉妬
ONE PIECE
や、やったー!遂にサンジが作ったあの弁当に焦点が当てられたぁ!あとちょっとであの弁当はルフィのものだ!!
もうサンジが「その肉はお前のじゃねェよ!!!」ってキックぶちかました時の感動って言ったらないやね。うおおおおおサンジー!!!!って感じです(語彙消失)。
プリンちゃんの「正体(?)」を知ったサンジは、それでもあの花束だけは窓際に置いていったけれど、この弁当は持ち帰っているんですよね。そうだよサンジ!元々あれはプリンちゃんの為に作ったんじゃない、ルフィ達のことを想って、奴らの為に作った弁当なんだよ!やっと気づいてくれて本当に嬉しいよ。読者はハナっから知ってたけどね!
早くルフィに骨付き肉食わせてやってくれえぇー。無事に何の障害もなく辿り着けるのか。あのサンジ母の元へ辿り着いた時のようにボロッボロのぐっちゃぐちゃになって、それでもルフィがうまいって言って食べるんだろうか。いらねえぇ~、そんな涙のエピソードいらねえぇ~!普通に食べさせてやってくれええええ(落ち着け)。
…ところで、ワンピは新刊が発売されましたが、さっき改めて読み返してみて、やっぱり「あれ?」って思うところがあるのですよね。何ってプリンちゃんのところです。プリンちゃんがローラ姉さんと仲が良かったらしいのはどうやら本当で、ローラが家出する時に見送っているところや、マムからやたらと「お前は人形のようだ」と言われているところをプリンちゃん自身が邂逅するシーンがありますけど。忠実なママの娘が、最大の政略結婚が決まっているローラをみすみす見逃したり、マムから「お人形」と「褒められて」あんな複雑な表情をするのはどうにも解せない。さらにそのずっと前の巻でも、プリンちゃんは「三つ目を閉じた状態」で、マムが部下を無駄に食べている時、疲れたような、呆れはてたような表情をしていた。プリンちゃんがマムの思うところの「何でも言うことをきく可愛いお人形」とは思えないよなぁ。
黒だとは思いますよ?思いますけれども、まだ何かありそう。普段、ワンピを深読みしない私ですらそんな風に感じるのだから、他のワンピ検証サイトさんなんかでは当たり前のように言われていそうです。←先入観持ってワンピを読みたくないので、その手の検証サイトさんは見ない派です
あとどうでも良くないかもしれない、どうにも覚えられないたくさんのマムの子ども達。大臣の中にもあんな自分のミスを隠蔽する困ったちゃんや、それを訝しむ老獪っぽい子もいるのね。全く覚えられないけど、おだっちがキャラ一人一人に細かい設定を練っているのかと思うと、ホントおだっち偉大と思ってしまう(一日一おだっち信奉)。
そうそう、そうやって折角設定を練っているのに、本編では描かないというハートの海賊団エピソードも見たい!ミニ漫画にしてくれえぇ~!と思わずにはいられませんでした。そうか…9歳のべぽ子熊がちんぴらシャチとペンギンにいじめられているところを助けたのかロー船長は。つか、助けるつもりなかったけど結果的にそうなって子熊とちんぴらに愛される船長好き過ぎる。読みたいよー、その漫画―。誰かー!(誰だ)
いろいろ満足なワンピースです。この展開で休載はまだしないでくれ…頼む…。
僕のヒーローアカデミア
「ワールドトリガー」のない寂しさが私に幻を見せたらしく、全く何ひとつ掠りもしていない潔癖症のカラスヤクザ君が風間さんに思えてしょーがなかった…。風間さん…風間さんだ…とか思って見ていたら(もう一度言いますが、全く似ていません)、マグ姉なるオネエキャラが、数コマだけ、何やら良さげな友人関係(恋愛関係?)の邂逅してくれた直後に、その風間さんにめっちゃ残酷に破壊されて目が覚めました。ひどい。でもインパクトあって作画的には良かった。
で、この潔癖症の青年、なかなかいいな。これで口元が口先男とかいうオチは断じてやめて欲しい。フツーにカラスの嘴取ったら美青年でいてくれ。私は弔でさえ、手の平取ったらまあまあの見てくれだと信じている。あんなシワシワだけど。
鬼滅の刃
いろいろ楽し過ぎてニコニコしながら読んでました。可愛い子満載。村田さんは地獄のような想いをしたようですが、私はそんな貴方の項垂れ具合を見てハッピー気分です。←
隠の忍者もどき2名も可笑しかったな。柱にびびって、余計なこと言う炭治郎に涙が止まらない彼ら。コミカルで笑えた。わたわた逃げながら炭治郎をボコボコにしつつ、謝れ!謝れ!と連呼。それでもおんぶし続けてあげるというやさしさ。たまらん。素顔見たい。そもそもけが人運ぶ時もやさしさがにじみ出ていたしね、彼らは。素顔見たい(2回目)。
でもって善逸絶好調。そうか…そんな重症だったのか。そこまで手が縮んでいるって思っていなかったから…。でも治りそうで良かった。
炭治郎も意外に軽症だったんだな…また骨の10本くらい折れているのかと思っていたので、頑丈で良かった。ねず子ちゃんも(笑)。
んで、極め付けは伊之助です。どうした。もうそこにいるだけで笑えるのに(あのイノシシ面ずるいよ)、カタカナの震えたようなレタリングで片言セリフを表現しているのが何とも素敵過ぎ。で、両脇から2人に慰められているのにまだ復活しないとか。これはもう早々に義勇さんに再登場願わなくては!伊之助が復活する為には義勇さんが必要だ!…個人的には単に早く炭治郎と再会して欲しいから出てきて欲しいってだけだけど(笑)。
「鬼滅の刃」いいなあ。一時は受け入れられるのか心配だったけど、ここまでの作品になってくれて本当感慨深いですよ。…しかし、しのぶさんのとこのカナヲちゃんって、彼女の妹じゃないんだ。顔似ていると思ったんだけど、吾峠先生の微妙な描き分けにはまだ慣れない(笑)。
食戟のソーマ
これが彼の一瞬の輝きなんかではなく、本当にソーマに並び立つくらいのレベルアップを果たしていて、この際この勝負にもタクミが勝つって展開になったなら……、この漫画を認める(おもっきし上から発言)。いやー。今週は本当に感無量でした…。タクミファンとしてこれ以上ないほど高揚しましたわ。やっと描いてくれたとも言える。元々あんな雑魚キャラ(と言って良いと思う)に敗北したってだけで相当の屈辱だったし、物語の展開上、ソーマを際立たせる為だけのかませにされたという印象しかなかったので、あれをやられた時からこの漫画に対する心象は悪かった。田所ちゃんにしてもそうだけど、この漫画を引っ張ってくれていた初期のメンバーをないがしろにして、十傑とか、名前忘れちゃったけど(ヲイ)潤、潤と連呼している色黒青年をピックアップする流れには正直ウンザリもとい腹立たしい気持ちだったもので…。ええ、ただの個人的好みですが、タクミファンクラブ会員の一人ですが何か。←開き直った
ところで、ソーマパパがわざと手順バラバラに…という、考えてやってるってフリは要らんかった。考えなしでも偶々修行させてたって流れがいいんでしょ、パパの場合は!
堂島さんは考えてやってるよ?けど、天才のソーマパパはそんな細かいこといちいち考えて子育てしてないから(ヲイ)。そういうのが良いんだよ、私は!(お前がか)
感無量と言いつつ、毒をちりばめてしまい、大変失礼致しました…反省。
ブラッククローバー
死んでなかったよ、あの敵。ラドロスって言うの?へえ…。
折角アスタが油断しないって言って剣抜かなかったのに、それでもまだあれだけ動けるラドロス。結局前週の攻撃は致命傷じゃなかったのね…。しかも、ファナがまだあれだけの魔法を出せるとか…えーって感じだ。ファナはもう魔力ゼロになっているのかとばかり。元々の魔導書も一度死んだとされた時にマルスの方につぎはぎされて、彼女自身の魔導書ってないと思っていたし。洗脳から覚めても、リヒトから貰った(?)サラマンダーの力はまだあるってこと?分からんー。
でも次回はちょっと楽しみ。魔女が言う「ヤツ」って誰だ。ネロの元ご主人様か、もしくはネロの元の姿!?そこらへんの秘密がちらっとでも明かされるか触れられるのなら、そこは本当に知りたいところだったので嬉しい。
火ノ丸相撲
まさか本当に5回で終わるとは…。しかし何とも熱量のこもった最高の5話だったかと。「死の淵でも笑え」っていう天王寺最後の執念もカッコ良かった。痺れる他ない。
でもその執念を尚も上回る鬼丸の火ノ丸相撲。まさに炎鬼の如きド迫力の顔、眼、空気!もうすっげえ。すげえとしか言えないです。そんな中で本当にくだらない余談なのですが、この感想文、「斉木」の後に書いてまして、そのせいか尚更登場キャラクターにおける「人間力」のギャップがスゴイなあって。同じ高校生とか嘘だろ(笑)。
どれだけの力を込めて描かれたのか…川田先生の漫画家魂モロに感じさせて頂きました。これまでの一戦一戦も「最高」と言い続けたけど、さらにそれらの最高を更新した一試合。感服です。
ゆらぎ荘の幽奈さん
これ、素晴らしい回だったと思う!感動すら覚えた。
以前、ここの感想文でニセコイと比べて怒られた記憶があるから、またこの作品持ち出すのも何だけど、どうしたって思い出してしまいます(まぁあの時とは逆シチュだから平気かな)。ニセコイの女の子たちは互いを親友と認めつつも、自分の想い人については最後の最後まで相手に教えようとしなかった。そのせいで色々とこんがらがって、まぁそこがまた恋愛漫画の醍醐味だったのかもしれませんが、女の子同士の友情うんぬんには、どうしたって首をひねらざるを得ない展開目白押しでした。
でも、このゆらぎ荘の登場キャラクターたち、特に今回の口火を切った千紗希ちゃんは、コガラシ御大への自分の気持ちに気づいてすぐに、これは幽奈さんや雲雀ちゃんに打ち明けなくちゃと、すぐに決断している。2人のことが大好きで友達だと思っているからこそ、伝えたら嫌われるかもしれないけど、黙っているのはフェアじゃない、だって2人は自分にコガラシ君への想いを語ってくれたのだから…って誠実に応えようとしているわけです。素晴らしいヒロインだ。好感度上がらざるを得ない。
また、それに対する雲雀ちゃんや幽奈さんも、負けず劣らずいい子です。同じ人を好きって、辛いところもあるけど、でもやっぱり皆といるのも楽しいから「このまま」でいたい、「ライバルだけど友達!」って。もう清々しい。3人とも幸せになってくれ。つか、3人ともお互いのことも好きなんだから、それこそ一夫多妻制でOKだろうが。もうそれ以外のラスト見たくないんですけど?
…あ、今回の狭霧ちゃんもまたナイス過ぎて笑っちゃいました。ホントいいわ~この女の子関係。千紗希ちゃんの参入でどうなることかと心配だったけど、これでこれからも安心してこの漫画を読むことができます。川田先生とはまた違う意味で、ミウラ先生の漫画家としての手腕にも恐れ入りました。
銀魂
辰五郎さんって美形は土方か銀さんのお父さんですか?って一瞬思ったけど、どうやら違うようです(笑)。お登勢さんの旦那さんかぁ(ググった)。そういやお登勢さんが墓参りしている時に銀さんが饅頭取ろうとしたエピソードがあったっけ?お登勢さんって昔はあんなだったんだ…そして次郎長さんとやらも(笑)。例えどれだけ時代が流れようとも同じ意思を汲む者たちによって町が守られるって流れ、美し過ぎるよね。銀魂は時々こういう文句のつけようがない映像を魅せてくれるから堪らんです。次郎長さんの親バカっぷりも挟みつつ(ああいうの好きだぁ)。
青春兵器ナンバーワン
この感想を書くにあたって、わざわざプロフィール画像を変えました。変え方とか忘れていたから無駄に時間かかった。しかも写真撮るのが下手だから影とか入っちゃってるし。でもこの写真にしたかった。
今回のゴローさんが、この写真の子に似てないですか?(ただそれだけ言いたかった)
何か漫画読み始めた時から、「あれ?この子どっかで見たことあるぞ?」ってな親しみがあって、ふと目の前を見たら、カゴに鎮座しているうちのぬいぐるみちゃんと目が合いまして。この子じゃん!と思い立ち。
つまりは、委員長が癒し系ペットとして拾ってきたのも無理からぬことだと言いたい。何せ可愛いぬいぐるみ系のビジュアルをしているのだから。口の利き方は侍だけど、それすらもチャームポイントになっている皮肉(何)。
ストーリー的に今回は今イチだったけど、シングルがこんなに可愛いくまちゃん(?)であるという事実、そして今後、委員長を狙ってくるシングルの敵がどれほどのものであっても、最早こっちにはナンバー1を筆頭に、ナンバー5とナンバー8までいる。無敵じゃん。この配られたカードで相手方に勝ち目なんかあるのか?つか、シングルってロクなのいない(笑)。この際どんどんナンバー2以降も出して欲しい。
約束のネバーランド
あ…足折られたあぁ(汗)。バキッって言った、バキッて(大汗)。恐ろしいぃ~。これ少年誌だよな。その後のママのリアクションも恐ろしい。すでにママが化け物だ。生まれた時から鬼(化けモノ)の中で数々の死線を潜り抜けてきたから感覚が麻痺して人間じゃなくなっちゃったんだ。大体、自分が生き延びる為だけにやっていることなら、「特別なお方」しか食べられない特別なごはんなんて言い方するかな?「バケモノに食べさせる」じゃ体裁悪いからそう言っただけ?にしても、最早何らかのカルト集団たる匂いを感じてしまう。やばいね。
ノーマンがこのままみすみす出荷されるわけはないけど、絶望しか感じられない今話。どのように逆転するのか、次回も見ものです。
背筋をピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~
八巻先輩たちが自分たちを過信して調子こいてるってのは、私もちょっと感じていたから、この回にはおぉーってなった。そりゃそうだよ…才能とセンスだけで上に行かれちゃたまらんよ。
で、前回部長たち、今回元2年生組をやったから、次号は元1年のつっちー達の今をやって大団円ってところですかね。作者さん的には「部員みんなが主人公」ってことだから、こういう描き方で締め、と。…でもこの「みんなが主人公」っていうのは描き途中から思い始めたことで、あくまでも最初はつっちーが主人公って位置づけで連載始めたと思うんだよな。今となってはそんなこと言ってみたところで無意味だけれど。
左門くんはサモナー
「ドラえもん」の数ある名作の中でもとびっきりの名シーンを汚しやがって…(笑)。
でも親父のことを怯えるカス虫になったから、それだけでもこの回には価値があったよ。前回は単に不快でパパさんが可哀想なだけだったから、これでスッキリした。クールビズの締めも心地よかったし。補正、ありがとうございました。
オレゴラッソ
クールな漫画だなぁ…と思うわけです。1コマ1コマがいちいちカッコ良くないですか?私は好きだなぁ。俺様市野クンも決して万能なわけではなく、技術は神でも、速さと強さがないっていう弱点があるのがイイ。で、それを補うバンちゃんという規格外の相棒。市野がバンちゃんのプレーに対して誤審した審判に心内で毒づくところや「お箸持つ方だ!」とアドバイスするところ、仲間にバンちゃん信じて動けってタメで命令するところ、潰れ役も悪かないけど、お前はそれだけの男じゃない、というところ等々。短い付き合いでどんだけバンちゃん推しになっているのか。このコンビがどんどん洗練されていくところが見たい。相手方の魅力ももっとドンドン描いて、思い入れあるキャラ作って欲しい。熱い主将に対し、バンバを誉める小暮さんのような立ち位置の副将も良さげじゃん(しかしここでもSDの呪いが…笑)。
駄目かなぁ、感覚的に駄目そうなのは分かるけど……うーん。
斉木楠雄の屮難
鳥束が修行しなくちゃいけない、「最悪っスよ!」と訴えた直後の斉木の微笑みがとても良かった。極限状態における奴をいびり倒すところも良い仕事しました。あの悟りを開かせたままで終われば尚良かったのに。ここが斉木の優しいところだよな(違)。
磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~
普段だったら絶対腹立っていたはずの「どんなもんじゃ!」にも笑ってしまう、そんな微笑ましい友情絵巻…。花岡って苦労性だったのね。いい話だったわ。
歪のアマルガム
凄く美しくまとまりそう。彌生ちゃんと六道のお互いを想う気持ちもよく描かれていたし。憐れな空佑さんの描写も取り上げられて、後はもうこのマッド科学者倒して終わるだけです…。あと2話くらい…?それにしても、作者さんの絵がどんどん巧くなっている気が…。これは次回作楽しみです(気が早い)。
デモンズプラン
何で磯兵衛より後ろなの…磯兵衛よりは前でいさせてあげてよ。だって磯兵衛だよ?(どういう意味だ)
ところでロブリオンって何の悪魔でしたっけ…。辛うじてボロは守護慾っての伝わるけど、正義慾クンと共にこのロブリオンも「悪魔」って感じがしないのが何とも。単に悪いオッサンってイメージで読んでいるから、この戦闘も命懸けって言うよりはボコし合いにしか見えない。
最後に出てきたボロが自分のこと「ボロだ。よく覚えとけ」って言うところもカッコ良くない。やっぱボロって名前が良くなかったよな。ネズミじゃないボロだ…って、一歩間違ったら寒いギャグになってしまう。ネズミさんには悪いけれども。
もしこれが来週で終わるとしたら、一体どのようにケリをつけるつもりなんだろうか。カルロスは?あの顔だけ出てきた支配慾さん達は?ちらっと1コマだけ出てきて、「待ってろよ!」とか言って終わるのかなぁ(汗)。まぁそれしかないよね。打ち切りって残酷だな。
今週はここまで。前置きが長かったこともありますが、今週は何と1万字オーバーとなりました。な、長い…。でも先週、長くてもOKなんですかねと書いたら拍手が増えたので、それがお返事だと解釈させて頂いております。感想文は長い方がいい、そう思われている!何故だろう…皆さん、自分が愛するジャンプを読んだ後に、他の人がどんな風に思ったか知りたいのでしょうか。私も知りたい方なので、そういう人が結構な数いらっしゃるということですかね。
今週も読んで下さり、ありがとうございました。
月曜日に仕事して再び悪化。
そして本日火曜日、またしても声が出なくなりました。数年前にもこういうことを繰り返した挙句、ポリープできまくって暫くささやき声とジェスチャーで過ごした苦い記憶があります…。あれ以来、私にはパパから貰ったクラリネットのように、あちこち出ない音があります…涙。失われた音階。
暗い話はやめましょう。月曜日は帰りが遅かったもので、夜に駆け込んだコンビニでジャンプ探すの一瞬苦労しました。棚の奥底に置かれたままで表には出ていなかったもので。
おまけに、新連載だと見慣れぬ絵だからどうしてもね。表紙ですぐに分からない。
それでも先週同様、今号も新鮮な、且つありがたい気持ちで拝読することができました。今週も新しい漫画を全然買えていないもので。
あ!でもこの1週間はジャンプ以外にも読んだものあったわ。ちょっと感じ入るものがあった作品。
『フルーツ宅配便』って漫画なんですけど。これは良作です。全くジャンプ読者向きではありませんが…デリヘル店長が主人公のお話です(※デリヘルって何?という少年は、そのままの君でいて下さい)。
興味ない方は、飛ばして「続きを読む」からジャンプ感想へどうぞ。
で。ちょっとこの漫画を紹介させて頂きますと。
そもそもデリヘルの話なのに、何でそんなほのぼのタイトルなんだよって感じかもですが、女性達の源氏名がフルーツなんですよ。りんごとかみかんとかあんずとか。これ、フルーツのネタが尽きたら漫画終わるんだろうか?って心配が微妙にあるのですが、今のところタイトルは毎回違うフルーツ名で、それだけ分、新しい女性達が出続けています。今回は「グァバ」だった。
主人公のデリヘル店長は、東京で会社をリストラされて故郷の田舎町に帰ってきたのですけど、何していいか分からずに迷っていた際、偶々デリヘル経営者の半ヤーさんみたいな社長(実際はヤクザより怖いし顔が利く)に拾ってもらい、送迎係の若者(少々知的能力に問題あるが、腕力がハンパない純粋無垢な子)と共に、何やかやとこの商売をやっていきます。
これだけ読むと何てことない漫画でしょ(笑)。何が面白いんやって感じだと思うのですけど、うん、特に面白い事件だの派手なエピソードがあるわけじゃないです。ただ淡々と日常の一コマとして、デリヘル嬢やその周辺の人たちの生活が描かれているだけ。
でもそれが、何とも心動かされるのです。
今回の話は、主人公がコンビニで偶然、中学時代の同級生と再会するのですが、その同級生が、今は医者になっていて、発展途上国で貧しい人々の為に、お金にならない医療活動に従事していると聞かされます。
で、主人公は「お前は今仕事何やってるんだ」と訊かれて、とっさに「サラリーマン」って言っちゃうのです。とてもそんな「立派」なことしている元同級生に「デリヘルの店長やってる」とは言えなくて。
でも、母子家庭で子ども育てる為に昼はデリヘル、夜はスナックで頑張っているグァバさんが、「私もそんな立派な人に会ったことないから、会ってみたい、うちの店に連れてきて。絶対連れてこい。連れてこなかったらあんたの家燃やしてやるから!」みたいに脅してくるもんだから(笑)、主人公はその元同級生をスナックへ誘い、そこで「実はおれ、今はデリヘルの店長やってるんだ…何かお前に言えなかったんだけど…」って言うんです。
そしたら、その同級生は「へえ」で終わり。「どう思った?」と再度訊く主人公にも、「え?うーん、そうなんだあって感じかな…ハハ」で終わり。←その「間」がまたいい!
その後、何やかやあって、スナックにちょっと荒っぽい客が来るんだけど、グァバさんが、本当はそんなにお酒飲めないのに、若い娘庇って自分が無理やり楽しく飲んで、その客たちの機嫌をとりなします。そして、「こんなの何てことない。だってこれがあたしの仕事だもん」と笑う。
で、それを見ていた医者の元同級生が後から、「ママさんの仕事ぶりを見て凄くかっこいいと思いました。俺もがんばんなきゃって思いました」ってしみじみ伝える。主人公もまたそれに同意して、グァバさんはそれを聞いて思わず嗚咽を漏らす。
実は皆が羨む元同級生にも彼なりの悩みや葛藤があり、「親も周りも金にもならないことしてる俺のことを情けない奴だ、ダメな奴って思ってる。立派なんて言ってくれるのはお前だけだよ」と主人公に語る。それで、みんな、それぞれ何か抱えてんだなぁって。主人公はまた海外へと旅立っていく友人の後ろ姿をグァバさんと一緒に見送りながら、しみじみと呟きます。
ね!?いい漫画でしょう!?←
…私の筆力のせいで伝わらないかと思いますが(笑)、とにかくそんな感じでじわ~じわ~とくるのがいいんですよね。体力落ちている時に読んだせいか、なおさら感動してしまいました。
さぁでは、次はじんわりでなく!元気をくれるはつらつ少年漫画!天下の少年ジャンプの感想文に入りたいと思います。前置き長くてすみません!
どんな戯言もオールOKな御方様は、「続きを読む」からお願いします。
ぼくたちは勉強ができない
新連載!
ヒロインちゃん達を真似たわけではなく、振り返ると私も主人公君の名前は勿論、ヒロインちゃん達の名前も全く覚えていないことに気づかされましたが、お話自体はとても楽しく読むことができました。絵が可愛いのがいいよね、何と言っても。絵が綺麗だと読む気になるよなぁ。文字もごちゃごちゃしていないし。
主人公君がヒロインちゃん2人の為に1日でノート作る…ってのは、さすがに時間的に無理があるだろと思いましたが、もともと友だちの為にテスト対策ノートをまとめる面倒見の良さがあるとは最初の段階で語られていたので、「とにかくコイツはいい奴なんだ」という印象がついたのは良かった。正直言うと、男1、女2のラブコメには辟易している部分があるので、よっぽどこの3人に好印象を持てないと思い入れを持って読んでいく自信はないのですが、第一印象はまずまずといったところです。
私の予想としては、文系少女ちゃんは獣医さんになりたいから理系に行きたくて、理系少女ちゃんは文芸方面(詩)か社会学(マスコミ関係)に興味があるって予想しときます。…にしても、得意な科目はイコール好き科目じゃないのかねぇ。そこんとこ謎だけど…。
あと「我が校の誇る天才」を有名大に合格させたいと願うあまり、同じ優秀な学生(それこそ有名大に行かせられそうな期待株)に奨学金ちらつかせながら家庭教師をやらせるだなんて、どんだけ酷い学校なんでしょうか(笑)。しかも2人の少女は苦手を克服したい、勉強する気があるというのに。お前等(教師)みんなクビだぁ!
ハイキュー!!
姫川君を2話分使う意味ある!?私はないと思う。「これが全国」って1コマはめっちゃカッコ良かったけど、個人的にこの漫画がワンピの前に来るほどの面白さがあるとは思っていません。←ただの嫉妬
ONE PIECE
や、やったー!遂にサンジが作ったあの弁当に焦点が当てられたぁ!あとちょっとであの弁当はルフィのものだ!!
もうサンジが「その肉はお前のじゃねェよ!!!」ってキックぶちかました時の感動って言ったらないやね。うおおおおおサンジー!!!!って感じです(語彙消失)。
プリンちゃんの「正体(?)」を知ったサンジは、それでもあの花束だけは窓際に置いていったけれど、この弁当は持ち帰っているんですよね。そうだよサンジ!元々あれはプリンちゃんの為に作ったんじゃない、ルフィ達のことを想って、奴らの為に作った弁当なんだよ!やっと気づいてくれて本当に嬉しいよ。読者はハナっから知ってたけどね!
早くルフィに骨付き肉食わせてやってくれえぇー。無事に何の障害もなく辿り着けるのか。あのサンジ母の元へ辿り着いた時のようにボロッボロのぐっちゃぐちゃになって、それでもルフィがうまいって言って食べるんだろうか。いらねえぇ~、そんな涙のエピソードいらねえぇ~!普通に食べさせてやってくれええええ(落ち着け)。
…ところで、ワンピは新刊が発売されましたが、さっき改めて読み返してみて、やっぱり「あれ?」って思うところがあるのですよね。何ってプリンちゃんのところです。プリンちゃんがローラ姉さんと仲が良かったらしいのはどうやら本当で、ローラが家出する時に見送っているところや、マムからやたらと「お前は人形のようだ」と言われているところをプリンちゃん自身が邂逅するシーンがありますけど。忠実なママの娘が、最大の政略結婚が決まっているローラをみすみす見逃したり、マムから「お人形」と「褒められて」あんな複雑な表情をするのはどうにも解せない。さらにそのずっと前の巻でも、プリンちゃんは「三つ目を閉じた状態」で、マムが部下を無駄に食べている時、疲れたような、呆れはてたような表情をしていた。プリンちゃんがマムの思うところの「何でも言うことをきく可愛いお人形」とは思えないよなぁ。
黒だとは思いますよ?思いますけれども、まだ何かありそう。普段、ワンピを深読みしない私ですらそんな風に感じるのだから、他のワンピ検証サイトさんなんかでは当たり前のように言われていそうです。←先入観持ってワンピを読みたくないので、その手の検証サイトさんは見ない派です
あとどうでも良くないかもしれない、どうにも覚えられないたくさんのマムの子ども達。大臣の中にもあんな自分のミスを隠蔽する困ったちゃんや、それを訝しむ老獪っぽい子もいるのね。全く覚えられないけど、おだっちがキャラ一人一人に細かい設定を練っているのかと思うと、ホントおだっち偉大と思ってしまう(一日一おだっち信奉)。
そうそう、そうやって折角設定を練っているのに、本編では描かないというハートの海賊団エピソードも見たい!ミニ漫画にしてくれえぇ~!と思わずにはいられませんでした。そうか…9歳のべぽ子熊がちんぴらシャチとペンギンにいじめられているところを助けたのかロー船長は。つか、助けるつもりなかったけど結果的にそうなって子熊とちんぴらに愛される船長好き過ぎる。読みたいよー、その漫画―。誰かー!(誰だ)
いろいろ満足なワンピースです。この展開で休載はまだしないでくれ…頼む…。
僕のヒーローアカデミア
「ワールドトリガー」のない寂しさが私に幻を見せたらしく、全く何ひとつ掠りもしていない潔癖症のカラスヤクザ君が風間さんに思えてしょーがなかった…。風間さん…風間さんだ…とか思って見ていたら(もう一度言いますが、全く似ていません)、マグ姉なるオネエキャラが、数コマだけ、何やら良さげな友人関係(恋愛関係?)の邂逅してくれた直後に、その風間さんにめっちゃ残酷に破壊されて目が覚めました。ひどい。でもインパクトあって作画的には良かった。
で、この潔癖症の青年、なかなかいいな。これで口元が口先男とかいうオチは断じてやめて欲しい。フツーにカラスの嘴取ったら美青年でいてくれ。私は弔でさえ、手の平取ったらまあまあの見てくれだと信じている。あんなシワシワだけど。
鬼滅の刃
いろいろ楽し過ぎてニコニコしながら読んでました。可愛い子満載。村田さんは地獄のような想いをしたようですが、私はそんな貴方の項垂れ具合を見てハッピー気分です。←
隠の忍者もどき2名も可笑しかったな。柱にびびって、余計なこと言う炭治郎に涙が止まらない彼ら。コミカルで笑えた。わたわた逃げながら炭治郎をボコボコにしつつ、謝れ!謝れ!と連呼。それでもおんぶし続けてあげるというやさしさ。たまらん。素顔見たい。そもそもけが人運ぶ時もやさしさがにじみ出ていたしね、彼らは。素顔見たい(2回目)。
でもって善逸絶好調。そうか…そんな重症だったのか。そこまで手が縮んでいるって思っていなかったから…。でも治りそうで良かった。
炭治郎も意外に軽症だったんだな…また骨の10本くらい折れているのかと思っていたので、頑丈で良かった。ねず子ちゃんも(笑)。
んで、極め付けは伊之助です。どうした。もうそこにいるだけで笑えるのに(あのイノシシ面ずるいよ)、カタカナの震えたようなレタリングで片言セリフを表現しているのが何とも素敵過ぎ。で、両脇から2人に慰められているのにまだ復活しないとか。これはもう早々に義勇さんに再登場願わなくては!伊之助が復活する為には義勇さんが必要だ!…個人的には単に早く炭治郎と再会して欲しいから出てきて欲しいってだけだけど(笑)。
「鬼滅の刃」いいなあ。一時は受け入れられるのか心配だったけど、ここまでの作品になってくれて本当感慨深いですよ。…しかし、しのぶさんのとこのカナヲちゃんって、彼女の妹じゃないんだ。顔似ていると思ったんだけど、吾峠先生の微妙な描き分けにはまだ慣れない(笑)。
食戟のソーマ
これが彼の一瞬の輝きなんかではなく、本当にソーマに並び立つくらいのレベルアップを果たしていて、この際この勝負にもタクミが勝つって展開になったなら……、この漫画を認める(おもっきし上から発言)。いやー。今週は本当に感無量でした…。タクミファンとしてこれ以上ないほど高揚しましたわ。やっと描いてくれたとも言える。元々あんな雑魚キャラ(と言って良いと思う)に敗北したってだけで相当の屈辱だったし、物語の展開上、ソーマを際立たせる為だけのかませにされたという印象しかなかったので、あれをやられた時からこの漫画に対する心象は悪かった。田所ちゃんにしてもそうだけど、この漫画を引っ張ってくれていた初期のメンバーをないがしろにして、十傑とか、名前忘れちゃったけど(ヲイ)潤、潤と連呼している色黒青年をピックアップする流れには正直ウンザリもとい腹立たしい気持ちだったもので…。ええ、ただの個人的好みですが、タクミファンクラブ会員の一人ですが何か。←開き直った
ところで、ソーマパパがわざと手順バラバラに…という、考えてやってるってフリは要らんかった。考えなしでも偶々修行させてたって流れがいいんでしょ、パパの場合は!
堂島さんは考えてやってるよ?けど、天才のソーマパパはそんな細かいこといちいち考えて子育てしてないから(ヲイ)。そういうのが良いんだよ、私は!(お前がか)
感無量と言いつつ、毒をちりばめてしまい、大変失礼致しました…反省。
ブラッククローバー
死んでなかったよ、あの敵。ラドロスって言うの?へえ…。
折角アスタが油断しないって言って剣抜かなかったのに、それでもまだあれだけ動けるラドロス。結局前週の攻撃は致命傷じゃなかったのね…。しかも、ファナがまだあれだけの魔法を出せるとか…えーって感じだ。ファナはもう魔力ゼロになっているのかとばかり。元々の魔導書も一度死んだとされた時にマルスの方につぎはぎされて、彼女自身の魔導書ってないと思っていたし。洗脳から覚めても、リヒトから貰った(?)サラマンダーの力はまだあるってこと?分からんー。
でも次回はちょっと楽しみ。魔女が言う「ヤツ」って誰だ。ネロの元ご主人様か、もしくはネロの元の姿!?そこらへんの秘密がちらっとでも明かされるか触れられるのなら、そこは本当に知りたいところだったので嬉しい。
火ノ丸相撲
まさか本当に5回で終わるとは…。しかし何とも熱量のこもった最高の5話だったかと。「死の淵でも笑え」っていう天王寺最後の執念もカッコ良かった。痺れる他ない。
でもその執念を尚も上回る鬼丸の火ノ丸相撲。まさに炎鬼の如きド迫力の顔、眼、空気!もうすっげえ。すげえとしか言えないです。そんな中で本当にくだらない余談なのですが、この感想文、「斉木」の後に書いてまして、そのせいか尚更登場キャラクターにおける「人間力」のギャップがスゴイなあって。同じ高校生とか嘘だろ(笑)。
どれだけの力を込めて描かれたのか…川田先生の漫画家魂モロに感じさせて頂きました。これまでの一戦一戦も「最高」と言い続けたけど、さらにそれらの最高を更新した一試合。感服です。
ゆらぎ荘の幽奈さん
これ、素晴らしい回だったと思う!感動すら覚えた。
以前、ここの感想文でニセコイと比べて怒られた記憶があるから、またこの作品持ち出すのも何だけど、どうしたって思い出してしまいます(まぁあの時とは逆シチュだから平気かな)。ニセコイの女の子たちは互いを親友と認めつつも、自分の想い人については最後の最後まで相手に教えようとしなかった。そのせいで色々とこんがらがって、まぁそこがまた恋愛漫画の醍醐味だったのかもしれませんが、女の子同士の友情うんぬんには、どうしたって首をひねらざるを得ない展開目白押しでした。
でも、このゆらぎ荘の登場キャラクターたち、特に今回の口火を切った千紗希ちゃんは、コガラシ御大への自分の気持ちに気づいてすぐに、これは幽奈さんや雲雀ちゃんに打ち明けなくちゃと、すぐに決断している。2人のことが大好きで友達だと思っているからこそ、伝えたら嫌われるかもしれないけど、黙っているのはフェアじゃない、だって2人は自分にコガラシ君への想いを語ってくれたのだから…って誠実に応えようとしているわけです。素晴らしいヒロインだ。好感度上がらざるを得ない。
また、それに対する雲雀ちゃんや幽奈さんも、負けず劣らずいい子です。同じ人を好きって、辛いところもあるけど、でもやっぱり皆といるのも楽しいから「このまま」でいたい、「ライバルだけど友達!」って。もう清々しい。3人とも幸せになってくれ。つか、3人ともお互いのことも好きなんだから、それこそ一夫多妻制でOKだろうが。もうそれ以外のラスト見たくないんですけど?
…あ、今回の狭霧ちゃんもまたナイス過ぎて笑っちゃいました。ホントいいわ~この女の子関係。千紗希ちゃんの参入でどうなることかと心配だったけど、これでこれからも安心してこの漫画を読むことができます。川田先生とはまた違う意味で、ミウラ先生の漫画家としての手腕にも恐れ入りました。
銀魂
辰五郎さんって美形は土方か銀さんのお父さんですか?って一瞬思ったけど、どうやら違うようです(笑)。お登勢さんの旦那さんかぁ(ググった)。そういやお登勢さんが墓参りしている時に銀さんが饅頭取ろうとしたエピソードがあったっけ?お登勢さんって昔はあんなだったんだ…そして次郎長さんとやらも(笑)。例えどれだけ時代が流れようとも同じ意思を汲む者たちによって町が守られるって流れ、美し過ぎるよね。銀魂は時々こういう文句のつけようがない映像を魅せてくれるから堪らんです。次郎長さんの親バカっぷりも挟みつつ(ああいうの好きだぁ)。
青春兵器ナンバーワン
この感想を書くにあたって、わざわざプロフィール画像を変えました。変え方とか忘れていたから無駄に時間かかった。しかも写真撮るのが下手だから影とか入っちゃってるし。でもこの写真にしたかった。
今回のゴローさんが、この写真の子に似てないですか?(ただそれだけ言いたかった)
何か漫画読み始めた時から、「あれ?この子どっかで見たことあるぞ?」ってな親しみがあって、ふと目の前を見たら、カゴに鎮座しているうちのぬいぐるみちゃんと目が合いまして。この子じゃん!と思い立ち。
つまりは、委員長が癒し系ペットとして拾ってきたのも無理からぬことだと言いたい。何せ可愛いぬいぐるみ系のビジュアルをしているのだから。口の利き方は侍だけど、それすらもチャームポイントになっている皮肉(何)。
ストーリー的に今回は今イチだったけど、シングルがこんなに可愛いくまちゃん(?)であるという事実、そして今後、委員長を狙ってくるシングルの敵がどれほどのものであっても、最早こっちにはナンバー1を筆頭に、ナンバー5とナンバー8までいる。無敵じゃん。この配られたカードで相手方に勝ち目なんかあるのか?つか、シングルってロクなのいない(笑)。この際どんどんナンバー2以降も出して欲しい。
約束のネバーランド
あ…足折られたあぁ(汗)。バキッって言った、バキッて(大汗)。恐ろしいぃ~。これ少年誌だよな。その後のママのリアクションも恐ろしい。すでにママが化け物だ。生まれた時から鬼(化けモノ)の中で数々の死線を潜り抜けてきたから感覚が麻痺して人間じゃなくなっちゃったんだ。大体、自分が生き延びる為だけにやっていることなら、「特別なお方」しか食べられない特別なごはんなんて言い方するかな?「バケモノに食べさせる」じゃ体裁悪いからそう言っただけ?にしても、最早何らかのカルト集団たる匂いを感じてしまう。やばいね。
ノーマンがこのままみすみす出荷されるわけはないけど、絶望しか感じられない今話。どのように逆転するのか、次回も見ものです。
背筋をピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~
八巻先輩たちが自分たちを過信して調子こいてるってのは、私もちょっと感じていたから、この回にはおぉーってなった。そりゃそうだよ…才能とセンスだけで上に行かれちゃたまらんよ。
で、前回部長たち、今回元2年生組をやったから、次号は元1年のつっちー達の今をやって大団円ってところですかね。作者さん的には「部員みんなが主人公」ってことだから、こういう描き方で締め、と。…でもこの「みんなが主人公」っていうのは描き途中から思い始めたことで、あくまでも最初はつっちーが主人公って位置づけで連載始めたと思うんだよな。今となってはそんなこと言ってみたところで無意味だけれど。
左門くんはサモナー
「ドラえもん」の数ある名作の中でもとびっきりの名シーンを汚しやがって…(笑)。
でも親父のことを怯えるカス虫になったから、それだけでもこの回には価値があったよ。前回は単に不快でパパさんが可哀想なだけだったから、これでスッキリした。クールビズの締めも心地よかったし。補正、ありがとうございました。
オレゴラッソ
クールな漫画だなぁ…と思うわけです。1コマ1コマがいちいちカッコ良くないですか?私は好きだなぁ。俺様市野クンも決して万能なわけではなく、技術は神でも、速さと強さがないっていう弱点があるのがイイ。で、それを補うバンちゃんという規格外の相棒。市野がバンちゃんのプレーに対して誤審した審判に心内で毒づくところや「お箸持つ方だ!」とアドバイスするところ、仲間にバンちゃん信じて動けってタメで命令するところ、潰れ役も悪かないけど、お前はそれだけの男じゃない、というところ等々。短い付き合いでどんだけバンちゃん推しになっているのか。このコンビがどんどん洗練されていくところが見たい。相手方の魅力ももっとドンドン描いて、思い入れあるキャラ作って欲しい。熱い主将に対し、バンバを誉める小暮さんのような立ち位置の副将も良さげじゃん(しかしここでもSDの呪いが…笑)。
駄目かなぁ、感覚的に駄目そうなのは分かるけど……うーん。
斉木楠雄の屮難
鳥束が修行しなくちゃいけない、「最悪っスよ!」と訴えた直後の斉木の微笑みがとても良かった。極限状態における奴をいびり倒すところも良い仕事しました。あの悟りを開かせたままで終われば尚良かったのに。ここが斉木の優しいところだよな(違)。
磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~
普段だったら絶対腹立っていたはずの「どんなもんじゃ!」にも笑ってしまう、そんな微笑ましい友情絵巻…。花岡って苦労性だったのね。いい話だったわ。
歪のアマルガム
凄く美しくまとまりそう。彌生ちゃんと六道のお互いを想う気持ちもよく描かれていたし。憐れな空佑さんの描写も取り上げられて、後はもうこのマッド科学者倒して終わるだけです…。あと2話くらい…?それにしても、作者さんの絵がどんどん巧くなっている気が…。これは次回作楽しみです(気が早い)。
デモンズプラン
何で磯兵衛より後ろなの…磯兵衛よりは前でいさせてあげてよ。だって磯兵衛だよ?(どういう意味だ)
ところでロブリオンって何の悪魔でしたっけ…。辛うじてボロは守護慾っての伝わるけど、正義慾クンと共にこのロブリオンも「悪魔」って感じがしないのが何とも。単に悪いオッサンってイメージで読んでいるから、この戦闘も命懸けって言うよりはボコし合いにしか見えない。
最後に出てきたボロが自分のこと「ボロだ。よく覚えとけ」って言うところもカッコ良くない。やっぱボロって名前が良くなかったよな。ネズミじゃないボロだ…って、一歩間違ったら寒いギャグになってしまう。ネズミさんには悪いけれども。
もしこれが来週で終わるとしたら、一体どのようにケリをつけるつもりなんだろうか。カルロスは?あの顔だけ出てきた支配慾さん達は?ちらっと1コマだけ出てきて、「待ってろよ!」とか言って終わるのかなぁ(汗)。まぁそれしかないよね。打ち切りって残酷だな。
今週はここまで。前置きが長かったこともありますが、今週は何と1万字オーバーとなりました。な、長い…。でも先週、長くてもOKなんですかねと書いたら拍手が増えたので、それがお返事だと解釈させて頂いております。感想文は長い方がいい、そう思われている!何故だろう…皆さん、自分が愛するジャンプを読んだ後に、他の人がどんな風に思ったか知りたいのでしょうか。私も知りたい方なので、そういう人が結構な数いらっしゃるということですかね。
今週も読んで下さり、ありがとうございました。
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