青のフラッグ 第13話ネタバレ感想

お休みを貰えたので珍しく早めにジャンプの感想が書けるぞ!と思ったのですが、いつもそこの前書きで呟く他漫画の感想がことのほか長くなってしまったため、肝心の本誌感想文を書く前に力尽きてしまいました。

で。その前書きのつもりで書き始めたというのが、前々回のジャンプ感想文の前書きでつらつらと呟いていた『青のフラッグ』です。その時は、このブログですんごいブルーなぼやきを中心に半ば叫ぶ勢いでしたけども。また懲りずに書いてしまったので、この際単独記事扱いであげることにしました。ネタバレ駄目だよ!私は単行本派だよ!な方は、この先は思い切りバレておりますので、閲覧は避けて頂くと、漫画買った時に新鮮な気持ちで読めると思います。

もう読んじゃったから大丈夫、どんな感想でもどんとこい!な御方様は、「続きを読む」からお願いします。


青のフラッグ

とりあえず、良かった~。思ったより重症ではなかった!……というのが、第一の感想です。
もうてっきり後遺症パターンだと思ったもので…。さすがに死なないとは思ったけど、二度と野球ができない身体になるっていう展開はものすっごい想像しまくっていた。骨折だって重症には違いないわけで、折れ方によっては野球人生に関わることだってありうるけれど、今話を見る感じ、そういう風ではない。ただここで作者さんが描きたかったのは、トーマが命を張ってタイちゃんを助け、その後そのエピによって今後も(恐らくは)停滞し続けるはずであった4人の関係がイヤでも変化していく、その過程だったのですね。すんばらし~。でも、切ない(汗)。

いやー、しかし。周りの人たちもタイちゃん責めるとかなくて良かった。…そりゃね、一般的に考えたらそうですよ?いくら大事な甲子園出場がかかっているとはいえ、タイちゃんは子猫を助けようとしたわけで、さらにトーマはそんなタイちゃんを庇って怪我したわけで。これで「お前何やってんだよ!」「お前のせいで甲子園が!」「猫なんてほっとけば良かったんだよクズが!」とか言う奴はいないであろう…そう、普通に考えれば…(笑)。そういうこと言っちゃう奴がひんしゅくを喰らうのは世の道理のはずだから。

でもこれって漫画だし、タイちゃん、作品内では、地味めの「何でこんな奴がトーマと仲良しなんだ」って見られている立ち位置だから…。もしかしたらすんごい白い目で見られたりするのではないかと心配だったのです。
けど蓋を開けば、舌打ちして睨んだのは自称彼女さんだけだった(笑)。いいよいいよー、この子オイシイキャラやってんなぁ。性格の悪さが全面に出ているから、そのお陰で後にトーマにフラれるところが仮に描かれたとしても、読者は何も嫌な思いをしなくて済む。完璧です。且つ、意外にとても重要なキャラクターだ。

で、ちょっと安心していたら、その後の懺悔会で勢いあまったトーマが本音爆発、「お前より大事なものなんてあるか」と叫んでしまいました。「命より…」って言うのも、会話の流れ的に自分の夢より、「自分の命」より、お前が1番大事だと言いたかったのでしょう。
これもう告白だよね???
フツーだったらもう気づくんじゃねーか?と、ナチュラルに思うわけですが…、しかしその後、トーマが焦って「親友だろ?」って言ってしまったのが悪かった。これじゃあ超鈍感タイちゃんには全く通じないまま空振りの告白に終わってしまいます…バカ―。

でもしょーがない。トーマは多分、もうかなり前に、タイちゃんに自分の気持ちを伝えることは一生しないと決めているはず(今回はつい言っちゃったけど、それはタイちゃんが自分なんてあのまま死ねば良かったって言いそうになった不測の事態だから仕方ない)。
思うに、トーマという青年は早くに両親を失い、唯一の身内である兄夫婦はとても優しいけど、やっぱりどこか疎外感は拭えず、基本的に孤独感が強かった。その寂しさを埋めてきてくれたのが、一見弱いけれど、誰よりも優しい心を持った幼馴染のタイちゃんだった。トーマにとってタイちゃんは大げさでなく、人生の支えだったわけだ。
で、この大好きなタイちゃんとずっと一緒にいるためなら、多少の欲望は封印しても「親友」ってベストポジションで傍にいた方が断然いいとトーマはある時を境に判断したのではないかと予測。…何かそういうの、分かるような気がする。どうせ想いが届かない確率が高いなら、「恋人」、「夫婦」ってゴールを目指すよりも(というか同性だからそのハードルが元々めちゃめちゃ高い)、「親友」という、「破局」も「離婚」もないポジでずっと近い所にいられる方が良い、下手したら距離感的にも恋人より近くて美味しいかもしれん!と考えたかも、そう思うのも無理ないと感じます。だって相手が、どう見てもドノーマルなタイちゃんだから…。トーマが告白に踏みきれないのも分かるわ。また、大きくなればなるほど、タイちゃんは己の劣等感に押し潰されて、何をやらせても「完璧」なトーマに引け目を感じて引き気味になるし…。

そう、全てはタイちゃんの自己肯定感の低さもキーポイントなわけですね。タイちゃんは自分に何の価値もないと思っている(どうやらあの小さいセリフ文字では、「オレにそんな価値ねーよ」と言っていたようで…解読班の皆様ありがとうございます)。そこに、皆に人気者でカッコ良くって何でもできるトーマが、まさか自分の命よりも「太一が大事」なんて考えつくはずもないです。
否!本当は、あの決死の手首掴んでの告白で気づいても良かったんだけど、トーマが即座に「親友だろ?」って言っちゃったから~。あれがなければ多分ちょっとは考えたと思うんだけど。つら~。トーマ!お前、そこまでいったらもう告白しろよ~。
……いやでも、無理か。あそこで告白ってなったら、「俺は俺と皆の夢を犠牲にしてまでもお前の命を救ってやったんだから、恩義を感じているなら俺のものになれ」って言っている感じに下手したらなる(爆)。やっぱ地獄の展開だったな。片想いの相手が想い人を庇って怪我するって、本当に互いにとって地獄だ。だからと言って、庇わずに殺したら良かったのか?って言ったら、そんなわけも勿論ないんだけど…。

うーん、しかし二葉ちゃんに伝言を頼んだトーマは、一体タイちゃんに何を言うつもりなのだろうか。多分、ロクでもないことだと思うよ(え)。どうせトーマはまた自分が我慢して、タイちゃんが楽になる方法をって考えるだろうし。でも一方で、「親友」ポジから降りるつもりだけは毛頭ないであろうし(そうでなきゃ許さんぞトーマ)。
こうなると二葉ちゃんって一体どういうつもりで作者さんが登場させたキャラなのだ?見たところ、確かに自分に自信のない引っ込み思案な女の子…というのは、タイちゃんの女性バージョンで、そういう子が「トーマを好き」というところで揺れ動く人間関係は描けそうだけれど…。下手したら、トーマとタイちゃんの関係性を促進させるためだけに登場させた当て馬みたいなキャラになりかねん(汗)。そうではないはずなので、今後の二葉ちゃんの動向もかなり重要になってきますな。……まぁ今さらトーマ×二葉エンドはないと思うけれども。というか、それはやめて欲しいよなぁ。太一×二葉エンドも全く想像できないけど。トーマ×太一エンドよりはあり得る??いや、最早どのエンドも想像できないかぁ。てことは、最後トーマはヤケになってあの性悪少女とくっつくのだろうか。んなバカな(笑)。

ちなみにタイちゃんがトーマの本当の気持ちに気づいた時、タイちゃんはどういう感情に見舞われるのかも凄く心配している。タイちゃんのことだから「気持ち悪い」とか、「トーマがホモだったなんて」とかって風には絶対思わないはずと信じているけど…。何にしろ自分の価値観にない考え方・感じ方だろうから、受け入れるのは無理な気がするのね。かといって、そういう想いには応えられず中途半端に一緒にいるのは悪いからと、親友としても離れる選択肢を取るかというと……そこも微妙と思うと、一番最悪なパターンは、匂わすだけ匂わして、「もしかしたらそうかも」って思わせながら、しかし何となく二人の仲は今より良くなって親友ポジで終わる…トーマはタイちゃんにちゃんと告白しないで連載が終わる…ってものだけど。それだけはしないでもらいたい~。ちゃんと告白させてくれ~。勿論、二葉ちゃんの方でもあの親友さんにそれやって欲しいが…こっちはあまり期待していない。何故なら彼女が達観し過ぎているから(北海道の大学行くとか言って自ら離れようとしているし)、どうしてもそういう展開になりにくそう。やるとしたらトーマが告白して、それに触発されてって…ところだろうから、本当、様々な意味で、トーマには頑張ってもらいたいです。

それにしても甘酸っぱく、切ない恋模様な漫画ですな…。本来、こういう作品苦手なんだけど、ついつい見てしまう。トーマなんて、本来であれば超有良物件なはずなのに(笑)、報われない感が凄まじい。そういうところに惹かれるのでしょうか(ひどい))。いや私はどちらかと言えば自分に自信ないタイちゃん応援隊ですけれど。

関係ないですけど、トーマの兄ちゃん、すげーカッコイイ。そしてトーマの想いに余裕で気づいていそう(爆)。


以上、とりとめもない感想文でした。
ジャンプ29号の感想文は暫しお待ち下さい…。

スポンサーサイト

テーマ:週刊少年ジャンプ全般 - ジャンル:アニメ・コミック

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

minori

Author:minori
minoriです。
主にジャンプ作品の感想をつぶやきます。
時々気まぐれで他ジャンルもつぶやくかも?

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
参加しています

FC2Blog Ranking

こちらにも参加中
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR