バディストライク第6話ネタバレ感想

バディストライク。略してバディスト。勝手に略しておりますが、きっと世間でもこのような感じで短縮しているに違いない。

このバディスト、週間少年ジャンプで連載が開始されてから、まだたったの6話目ではありますが、私の中では1話目からすでにじわじわとしたブーム到来の予感というか、いわゆる好感度のようなものは最初から高いものがありました。

んで、先週の5話目あたりから、「これはもう、“とても好きな漫画だ”と言わざるを得ない!」という結論に達しまして…。この自分的「お気に入り認定」が早いのか遅いのかと言うと…多分、かなり早い方です。何故って、今では大好きな「ONE PIECE」を例に挙げてみても、こんなに序盤から「好きだ!」「面白い!」とは言っていなかったので。ワンピも序盤は至ってフツーに読み続けていたと言いますか。恐らく、「こりゃスゴイ!」と心から感嘆したのは、ナミがルフィに「助けて」と縋ったあの名シーンあたりからです。無論、サンジの時もウソップの時も胸熱になりながら読んではいたのですけど、決定的に「この漫画がスゴイ」と思えたのは多分ナミのところだから、そう考えるとワンピは随分と後になってからハマったということになります。

同様に、「進撃の巨人」も、これだけ世間で話題になっているからには読んでみたいなー、と思っていたところ、おぉ!?早速本屋さんに試し読みコーナーが!と思って1話まるっと立ち読みした時は、「……お、面白い…けど、話がどうとかいう以前に、この絵に耐えられない(汗)」とか大変失礼なことを思ってしまい(笑)。だから、続きが気にはなるけど、単行本を買おうとはどうしても思えず、そっと元に戻したのです。ただ根底では、やっぱりずっと気になっていたのでしょうね、それから三か月後くらいにふっと衝動で2巻まで買い、そこから「うおー!!」という勢いで集めた感じです。

けどつまりは、進撃という名作も最初からビビッとはきていなかった。1話目から「この漫画好きだな~」と思うことって、実はあまりないのです、私は。そう考えるとこの間まで必死にハガキ出していた「ブラッククローバー」などは1話目から早々に応援したい!と思えたのですから、かなり珍しい部類に入ります。

んで、バディストに話を戻しますと。
5話目くらいから「これは応援したい!」と思ったのは、まぁジャンプという特殊な雑誌で連載しているせいもあるかもしれません(それはブラクロにも言える)。何せジャンプは人気がないと容赦なく10週かそこら(?)で早々に打ち切りにしちゃうでしょ。10週はいくらなんでもないか(笑)?しかしながら、少なくとも他誌より冷徹なイメージは明らかにあって、「あとちょっと続けてもらえたら面白いことが起きそうなのに」って感じられても、そうなる前に消えていく連載作も多いものですから…。そういう焦りが、「早いところ応援しなければ!」という想いに直結しているのかもしれません。

んで、ぶっちゃけそういうのがなければ、このバディストも手放しで誉めたりとかってほどの作品ではないかも(ヲイ)。
だって、最初からツッコミどころというツッコミは随分と満載だったわけですし。いきなり30失点って何だよ、みたいな…(笑)。どんなヘボピッチャーでもそれはやりすぎだぜ。とりあえず途中交代してやれよ、と誰しも思う。てゆーか、自分からマウンドを下りなさいよ、1人で野球やっているんじゃないのだから…(あ、でも「おおふり」の主人公君も意地でもマウンド譲らなかったか。それがピッチャーという人種なのか?)。
まぁ、そういう無茶苦茶な展開で「この主人公はとんでもないノーコンです」という印象を持たせたかったのでしょうが、手の甲にドクロの痣があるキャッチャー(この設定も大概ひどい・笑)が現れたら、もうそのノーコンも克服できてしまったり…。要は、「オイオイオイ…」というところは多々あるわけで。野球描写に関しても、今後どんな無茶なこと言われるか分からないわけで(まぁ野球「漫画」なので、無茶苦茶でも別にいいっちゃいいのですけどね)。

ただ、そうした「それってどうなの?」的なところを踏まえた上でも、私はこの漫画、大層好きなのです。いや、「大好きだ」と言い切れる。まだ6話なのに(笑)。
これは続いて欲しい。これは応援したい、と。今現在、猛烈に思っているわけです。

そんなこんなで、今回初の単独記事扱いにしてみました。大した感想を書くわけではありませんが、上記でそんなツッコミしておいて、どこらへんが好きなのか?と思って下さった方のみ、宜しければ追記からどうぞです。ネタバレ満載ではありますが、拙き感想文の始まりです。



バディストライク

そういえば、応援しているが故に、世間の評判が気になったわたくしは、ツイッターはじめネットでバディストの感想を書かれている方がいないか検索してみたのですよ。
そうしましたら、早々に「打ち切り」を断言する声もある反面、凄く好きだ!これはハガキを出さなければ!みんなも出して!というような応援の声も一定数あって、ちょっと励まされたと言いますか、「何だ、同じように思っている人って結構いるんじゃん!」と嬉しくなりました。……ただ、そのような方たちは、やはり危機感を相当抱いていらっしゃるので、ハガキハガキ!と言っているわけですけど(笑)。
バディストを支持される方は、「クロスマネジ」時代からの、作者KAITO先生の根強いファンだったり、純粋に野球漫画として期待しているというものだったり、あとはキャラが好きとか絵が好きとか読みやすいとか……まぁ当たり前に人様によって様々な理由があるわけですが、その中でも、KAITO先生だけが持つ個性というか癖というか…作品上に現れる先生のキャラやストーリーの描き方が本当に好きなんだって方が、特に熱烈に書きこんでいるように感じました。

私自身は、あのラクロス漫画は最初から「これは駄目だ…読めん」と挫折したクチで、特にKAITO先生のファンではありません。今ファンになりつつあるけれど(笑)。
ただ確かにあの漫画も後半になって「じわっ」とくるものがあって(この感覚は今のバディストにも通じる)、「あれ?何だか面白い!?」と気づき、最後らへんは楽しく読んでいたのです。その時はもう手遅れなところがありましたけど…。

あの作品が何故長く続かなかったのかをここで検討する気はないのですけど、何にしろ先生の描くキャラクターの顔は凄く好きです。とにかく表情が楽しい、どの子も。体格もびみょーんと極端な子が急に出てきたりするけど、そういうのも面白い。

そして今回は、主人公のリョウによる表情七変化。あのオッサン顔がいかんともおかしい。しょぼしょぼってなったり、うげーってなったり。醜いけど、可愛い(笑)。正直、あの髪型はどうかと思うし、むしろひどいと言わざるを得ないレベルだけど(そこまで!?)、まぁもうやっちまったものは仕方がない。どうせなら鹿の先輩に無礼を働いた罪&野球部をひっかき回した罪でキャプテン命令とかで坊主にしてもいいけれど(かわいそう)、それだと要も一緒に坊主の刑になっちゃうから、リョウはもうあれでいいですね(酷過ぎる扱い)。

で、要です。
要に関してはジャンプ感想の時から「可愛い」しか言っていませんが、何か彼には猛烈に母性のようなものをそそられるのですよ…。それは何故か?分かりません。けれども何かいじらしさのようなものをびしばしと感じるのです。
要って、豪胆で大きいことほざいて、周りを掻き回してばかりいるトラブルメーカー……って設定にしている割には、主人公として、「いかにもな」主人公という感じはしない。確かアンケートハガキでは要が主人公みたいに書かれていたはずだけど、いや違う、これは明らかにリョウの方が主役だろうと思ってしまう。別にリョウのキャラが強いと言いたいわけではなく(むしろキャラ性で言えばリョウは相当弱いと思う)、語り手としてストーリーを牽引していく存在としては、リョウの方が自然な気がします。
何しろ要には読者も知らない謎が多過ぎますから。せいぜいがW主人公と言うくらいなら納得するけど、要は読者と同じ目線で話に流されていく存在ではないですから…。

それはそれとして、さきほど要が何故「可愛い」と思うかは「分からない」と書きましたけれど、例えば今週号で言えばあそこ!とか、前号で言えばここ!とか、コマ指定では説明ができます。
今週号で言えば、9人打ち取りを達成した鹿先輩が、2人のやりとりをじっと見た後、リョウにだけ持ち掛けます。曰く、「君が謝るなら、君だけは許してあげるよ?」と。それは随分と意地悪な提案ですけれど、傍から見ていたら、リョウが要に振り回されているのは明らかだし、リョウはオタオタしているだけで、明らかこの勝負に乗り気でないのも見えるわけだから、「そんなに要に振り回されていないで、お前だけでもこっち側(まとも側)へ来たら?」と鹿先輩が打診するのも自然な流れではあります。

でもその時、リョウは「えっ」となって、その後、自分からちょっと離れた所にいつつ、その鹿先輩の言葉をちゃんと聞いていたであろう要の顔を見るわけですよ。
んで、要は要で、すっかり素の表情で、黙ってリョウを見返しているわけですよ。
その時の顔が!
物凄く可愛い!!!!!←すげーピンポイントできた

思えば、巷で「死神」と噂される要が突然リョウの前に現れて、俺とお前で甲子園至上最高のバッテリーを目指そうぜと持ちかけ、リョウが「何で俺??」と、至極当然の疑問をぶつけた時にも、要はおんなじような顔をしていました。
それは「きょとん」としたようでもあり、ちょっと落胆したようでもあり…。或いは泣きそうな感じでもあるような、実に実に微妙な「無」表情。
でも明らかに、何事かは訴えているような眼をしていて。
ある意味、捨てられた仔犬のように見えなくもなかった(それ言い過ぎ)。

でもそういう要の顔にいつもリョウはギリギリの所で気づくのですよね。これが良い!
あれ、何かこれ以上、俺はこいつを見放すような態度をとったり、こいつを忘れているという事実をこいつ自身に突きつけちゃいけないんじゃないか?みたいな。リョウの本能みたいなものが、いつも寸前で留まって、要を突き放すことを躊躇わせる。それで要も救われているような感じがします。
だからリョウが要のシンとした顔を見た後、鹿先輩に向き直って頭を下げ、「俺も9人打ち取ります」って言った時は、痺れましたね。エライッ!それでこそ未来のエース!って感じで。まだまだ本物のエースは鹿先輩ですけども!←一言余計

とにかくわたくし、この「何故こうまでしてリョウにしがみつくか?」全く謎な要の言動に興味があり、リョウと同様、彼をえらくとんでもない奴だと思いつつも、何故だか分からん「儚さ」も感じ取ってしまっているが故に、彼から目を離せないわけです。そんな感じで、私は要を見守っております。

リョウはリョウで、要の登場によって克服されたかに見えますが、長い間トラウマ(?)を抱えていたという、投手らしからぬ、いや、投手だからこそあるのか?その繊細さがいいなぁと思います。30失点はやりすぎだと思うけど(笑)、通常ならば、好きな野球をやっていたら持ち得ていて当然のものを彼はずっと持つことを許されず、その当たり前のものをずっと「死ぬほど欲しかった」と語るわけですよ。心の中で。そうして要に向かって全力投球するわけですよ。その投球する姿にとても愛しさを感じました。多分これって、部活サボって窓から2人の様子を眺めていた幼馴染のケイゴくんと同じ気持ちだと思う。見事にオーバーラップしたね(勝手に)。

でも真面目に、要から、心配事は全部俺が受け持ってやるからと言われたことも、リョウみたいな子にはきっとどれほど嬉しかったかと思うわけですよ。そう、心配事を運んできているのはいつでもその要なのだけど(笑)、でもそれでも、そんな風に言ってくれるキャッチャーと会ったことがなかったリョウにとって、やっぱり要は「死神」なんかではないのです。……これが「死神」になる時がくるのか。その点も凄く楽しみにしていますけども(まさか痣設定だけで終わるわけがないだろう、この死神ネタは…)。

ところで、主人公バッテリーのことばかり語ってしまいましたが、この漫画、相当好きかも!って思ったきっかけは、何を置いても、鹿先輩の登場に依ります。
この先輩、えっらくカッコイイ!まさに理想的なピッチャー!!こいつは惚れる他ないよ!!!
まずもって顔がいい。あと、スタイルがいい。←
いやでも、ここは重要でしょう。野球漫画において美形ピッチャーが出てこないなんて認めないよ?世間が認めても私は認めない。ピッチャーは美形じゃなきゃ駄目なんだーっ!!!
勿論それだけじゃ何の個性もなくなるから駄目ですけど。ただ変な話、どの野球漫画においても、ピッチャーってキャラはそれなりにカッコ良く描かれているものでしょう?カッコ良くないピッチャーがメイン張っている漫画なんてある??ちば先生の「キャプテン」はああいう絵柄だからあれなところあるけど(何)、あのような硬派作品でさえ、アニメでは谷口くんのライバルである青葉学院の佐野投手は左のアンダースロー投手に改編されて美形になっていた(笑)。それくらい、ピッチャーは美形じゃなきゃアカンのですよ!(どんな持論だ)

まぁそんな半分冗談は置いておきまして…。
鹿先輩の飄々としたキャラ性も好きだし、そんな先輩のシンパ丸出しなメグル先輩がリョウを怒鳴り散らした時に、「怖いよメグル、そういうのいいから俺」とたしなめたりとか。そういうクールなとこも好き。1年生くんたちに「女の子紹介しよっか」と笑顔で持ち掛けたりとかも好き。やることがいちいち憎い。
リョウのストレートを「はーええ!」と笑って喜んだりとかも。余裕の表れやね。

あ、あと私、鹿先輩が言っていた、この勝負うんぬんでリョウたちが1年間雑用とか何とかって話はまるで信じておりませんで、そんなの鹿先輩の一存で決められることでもなかろうし、適当言っているんだろうなとしか思っていません。
先輩は単にリョウたちの実力が見たくて「ゲーム」を持ちかけたのであり、だからこそあんな風に楽しんでいるのだろうなと思っているわけでして。
ですから、突然マネさんたちに黄色い声をあげさせて勝負に茶々を入れたキャプテンに「何すんだよ~」と言いかけた理由もよく分かります。まぁそんなことさせたキャプテンも、すっげーイイキャラだな!と思って楽しみにしているわけですが(メグル先輩が思わず「そこ、なにやってんすか!」とか「そこ」呼ばわりしているのもウケたし)。
こういう熱血キャプテン好きだなぁ。よく分からん無茶苦茶さも感じるし。貝な副キャプテンはあれな髪型だけど、きっと唯一のまともな人に違いない。
キャッチャークンは見た感じ堅物そうだけど、これもきっと面白そうなキャラだ。

そんなこんなで、チームメイトの個性にもひどく期待を寄せています。
それにしても動物シリーズで統一するのかと思いきや、貝な先輩は「貝」だし、動物苗字じゃないのかな。あのキャプテンはいかにも猪かクマさんぽいと思ったけど、ライバルをすでに「猪熊」君にしてしまっているから、あのキャプテンの苗字は何なんだろう。獅子かな、イメージとしては。
同級生にウサギとキツネがいることは確認済みであるから、今後もどんな動物が出てくるのか楽しみであります。

……こうしてとりとめもなく書き続けたこの感想文もそろそろ終わりに近づくわけですが、真面目に野球のこと考えると、このチーム、相当強くなりそうよね。
バッティングの方は分かりませんけども、速球派のリョウに七色の変化球投手(に違いない)鹿先輩との二段構えとか、かなり無敵な布陣だぞ。考えるだけでわくわくする。元々層がそんなに厚くなさそうなチームなんだから、リョウたちを1年雑用なんかで遊ばせるわけもなし。あ~鹿先輩の公式戦での戦いも楽しみだ~。
しかしリョウはあの鹿先輩と一緒に野球が出来るなんて凄ぇ!とか単純に憧れそうだけど、要は倒そうとしているんだよな。そこらへんの要の意固地さは謎だけど…鹿先輩も今のところ要には厳しそうな態度だし、今後この2人がどういう「バッテリー」として絡んでくるかも見ものです(だって要だってレギュラーになったらリョウ以外の投手の球も受けるでしょ、さすがに)。

ただこのバディストライク。ちゃんと地区予選まで連載続くのかどうか(爆)。
それはまだまだ分かりませんが、とりあえず応援します。キャラも揃ってきて、ストーリーが進んで行くのはこれからですし。
まずはこのキリン高校野球部をさらに魅力的に描きまくって、読者の心を惹きつけて欲しいものです。

ここまで読んで下さった方がいましたら、ありがとうございました(長過ぎ・笑)。

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